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師と呼べる・歯科衛生士

今では・大きな顔してマスが、

私の歯科医師としての・第1歩を思い出すたびに、

穴に埋もれて隠れたい心情になります。

経験も・技術も・知識も・無い癖に、

夢イッパイで、

希望だけは人一倍強かった。

当時、

大学院に学ぶ歯科医師の1年目は、

アルバイト禁止だったのですが、

規則は破るモンだ・

ヤンチャ坊主の私は、

大学院の学費や生活費を稼がねばならず、

隠れアルバイトを余儀なくされるほどに・逼迫した経済危機でした。

歯科メーカーのエンジニアには、

何故か?可愛がって貰いました。

今でも、

音を聴くだけで、

回転する歯の切削用タービンやエンジンの

回転数はドンピシャで当たります。

彼らからの【技】の伝授のお陰です。

一升瓶を片手に、

エンジニアの処にお邪魔するんです。

で、

酔わせておいて、

いろんな事を教えて貰ったモノでした。

彼らの酔いが有頂天になった頃合いで、

アルバイト先をお願いするんです。

雇う側の歯科医師は、

卒業したての大学院生など・必要ありません。

まだ歯科医師としては、

何の役にもたたないノですから。

其処を、

ソレなりのエンジニアが頭を下げて・お願いしてくれるンです。

本当に・ありがたい境遇でした。

半年も経てば、

アルバイト先は数軒、

抱えていました。

そんな中、

新潟県小千谷市の阿部歯科医院との出会いがありました。

エンジニアからは、

先生、此処でOK貰ったら、

儲けモノですぜ!

非常に厳しい先生ですから。

歯科医師としての大切な基本プラス大きなαを

此処のご夫妻はお持ちでいらっしゃる。

私の知る限り、

名医ですぜ!

先方には、

一応、会って頂けるようにアポは採ってます。

そう聞くと・俄然ファイトが湧く・若さがありました。

面談開始の・いきなりに、

片手煙草を唇から放し、

フゥ~っと、

煙を私の顔へと。

仰け反っちゃいました。

これが生涯の歯科衛生士の師と仰ぐ、

阿部孝子歯科衛生士との出会いの幕開けです。

とにかく・なんにも期待していない。

来て、

自分の身体で・学びなさい。

歯科医院は女性ばかりで、

先生が退屈だから、

まぁ、先生の話し相手みたいで良いわ!

そんな感じで、

〇〇さんから、お願いされたから、

私もお断りできないのよ。

でも、

続くかしらっ?

これが当時の私の真の姿です。

医院の中で1番役立たずは私です。

出された仕出し弁当を食べる時には、

誠に肩身が狭かった!

日払い日当は沢山頂けたんですが、

ソレを受け取る自分が惨めでした。

だって、

相応のお役にはたってませんモノ。

せめて、

便所の掃除と、

患者さん用のエプロンと、

スタッフの白衣のアイロン掛けを、

昼食後の昼休みに、

惨めな想いで・ヤラセて頂いてました。

イッパイ、

患者さんの前で注意を受け、

私用の連絡ノートを作って頂き、

私のミス・至らない処を

たくさーん指摘した箇所を、

通う都度に、

惨めな想いで、読んでいました。

こんな私でしたが、

クビにはなりませんでした。

私は良い歯科医師になりたかったですから、

自分よりも実力のある専門職には敬意を払っていました。

いつかは、

スタッフから私に歯を診て欲しいと言われるように

そのレベルにまで至るぞ!

私の患者さんへの触れ方、滅菌に対する厳密さ、

麻酔の方法などの、

名医の歯科医治療の基礎は、

私を細かくチェックする阿部孝子歯科衛生士のお陰です。

大学院を後半になると、

垣根もなくなり、

本当に充実した診療を勉強できました。

今日の私の歯科治療の【足腰】は、

此処で鍛えられたノです。

開業する際には、

準備の目録を頂きました。

これは歯科医院の仕入れのレシピ・なんですよ。

私の診療所のオープン前夜、

ご夫妻、スタッフともどもで、

新潟から寝台車を乗り継いで、

駆けつけて下さり、

器材の洗浄・消毒・滅菌作業を

私の診療所で実際に行って下さり、

改良点のアドバイスを頂きました。

私は誓ったノです。

ソレなりの歯科医師に至るまで、

御無礼しようと。

これは一見・無礼な所作かも・しれません。

でも、

判って下さると・

私らなりの信頼関係がありました。

アレから20年以上。

日本歯科大学から臨床教授の辞令を頂き、

新潟へ最初に出向いた際に、

再会に先生を訪問したノです。

手をついて、

今まで、本当にありがとうございますと。

阿部孝子歯科衛生士は、

まぁまぁ、先生、

お食事を予約してルノよ。

桜満開よ。

と言いつつ、

奥方の頬には涙が流れていました。

先生は、

アレから、

どう生きてきたの!

どの先生との出会いがあったの?

話しは尽きません。

今では、

材料で私の欲しい手に入らないモノがあると、

阿部孝子歯科衛生士に電話するんです。

既に70をお越しの様子。

でも、

名歯科衛生士は健在です。

私の質問には、

調べてでも、

返事が返ってくるのです。

優れた歯科衛生士は、

技術力・知識・患者さんへのいたわり・

全般・群を抜いてるんですね。

私の大切な師です。

 

 

 

 

男って・辛いですよね

私は14歳年下と

2度目の再婚をしました。

既に15年以上・昔のことですが。

ですから、

今の娘たちとは、

孫の子ほどの歳の差があります。

子育てにも適応期ってモノが・あるのだと、

しみじみと感じています。

体力の差と、

世代間の差の大きさ、

時代感覚の差、

そして家では、

女性4人、

その内3人が思春期で

プラス1名は更年期?

で・あることからの

喧騒さ。

仕事で・張りつめた気持ちで帰宅するんですが、

女性4人の日常は、

うるさ~い!

ノボセそうになる時も・あります。

年に・ごくたまに、

帰宅恐怖症になることも。

そんな時には、

ひとりで、

静かな割烹へと出向き、

心を休めるのです。

で、

もう1軒、

小さなカウンターで、

小鉢と1合だけ。

禁酒の一時中断も、

まぁ・自分への褒美だと。

この間は、

1軒目が1万7000円程度だったと思います。

2件目は1万円で、お釣りがありました。

良い割烹へと、

私なりに奮発したノです。

爆発するよりは、

外で頭を冷やす。

年に数回、

片手にも満たない日々が、

精一杯の、

気晴らしです。

私なりの贅沢ナンです。

でも、

その後の締め付けには閉口します。

使途不明金をめざとく察知した敵の頭の中に浮かぶのは・

女の影!

以前にも、

リゾートホテルの会員権の営業からの電話を、

東京デートクラブと聞き間違えた家人は、

罪のない私を、

責め立てたのです。

晴れて、

デートクラブとリゾートクラブを

聞き間違えた事に気づいた瞬間、

ヤバイ!

と云う表情を一瞬したものの、

今からさかのぼること・18年前の何月何日、

天候は雨だった。

あの時、

あなたは、

どうのこうの…。

絶対に、

自分の非を認めないのが、

男と女の大きな違いです。

私にも社会的立場ってモノを

この歳ですから、

十分に認識しています。

今さら、

ねぇ~?

映画の名作が、

アレだけの長期間、

ヒットし続けた訳が・

本当によく判るンです。

作家の遠藤周作氏が、

生前、

名台詞を残されています。

女房の苦情には、

誠心誠意・ひたすら拝聴させて頂く振りをする。

その間、

何周でも、

山手線の駅の名を順番に、

心の中で唱和する。

 

 

自分の波動

ダイレクト・ボンディング修復の積もりが、

虫歯を除去している最中、

フムっ?

と、

【勘働き】が働いて、

ダイレクト・ボンディング修復は適応症でねぇな!

即座に、

メタル・インレー修復のデザインに切り替えたのです。

そんな・こんなで、

30分少々・時間的余裕が生まれました。

夕刻に迫る・手術群。

今日のメイン・メニューです。

その時間に、

私のエネルギーが頂点に達するようにと、

精神集中のために、

再び、

ブログを認めています。

自分の中の【波動】を、

いつ、

どのように、

何処まで、

持ってゆくのかが、

プロゆえの・自分コントロールなのです。

あっという間

今日は終日、

目まぐるしい時間を過ごすことになるでしょう。

嵐の到来前の・静けさって処でしょうか?

私の性格ナンです。

自分で【几帳面】だと、

誉めています。

周囲は、

アスペルガーかラリッてる・

そんな陰口言っているんでしょうね。

歯を前にして、

身体全体からのエネルギーが爆発しないように、

1点に凝縮させて、

情熱の火だるまのように、

治療したいのです。

治療箇所以外の部分に、

見落としがあっても・なりません。

治療の際の私は、

ある面において、

恐いかも・しれませんね。

ズッと終日、

細か作業が次々と。

夕刻のインプラントの埋入・抜歯・

そして、

クラウン・レングスニングの手術群のあと、

まだ2名ほど患者さんが。

夕刻までも、

ダイレクト・ボンディング修復から根管治療。

部分入れ歯の維持装置の連結の歯型採り。

流石の私でも、

今日のブログの更新は、

ここまでで。

張り切って、

治療します。

 

降参・

3人姉妹の性格を眺めていて、

それぞれの個性の違いに驚きつつ、

また共通項に、

微笑ましくもあり。

ジックリと庭木の剪定の積もりが、

中学の中間試験を・しばらくして控えていると云う

中学3年の長女が、

いつものように、

パパ、理科と歴史をお復習いして頂戴と。

序でに、

今春・中学に上がった次女の襟首を掴んで、

あんた!

遊んでばかりいたら・大変なことになるわよ!

中学を舐めたらアカンよ!

私の後から、

パパに教えて貰いなさい!

ソレまでは、

此処、

此処で、勉強していなさい!

吹き出してしまいました。

自分の事を棚に上げておいてと。

歴史の教科書を紐解くのが

私は好きです。

だって教科書って・つまらないですから。

事実と結果の羅列でしょ?

生徒は・つまらないですよね。

娘に言いました。

あなたがこれから・生きてゆく上で、

順風満帆な訳がないわな!

挫折・迷い・妨害・

いろいろ味わうと思うよ。

学校って処で、

不条理・協調・自立・

などなど、

実感しながら、

想う処イッパイだろ?

娘は黙って・肯いています。

人は自分の人生だけしか・経験できません。

13歳のお前と56歳のパパの

生きてきた経験値って・断然に違うんわな!

だったら、

年少者は、

いつまで経っても、

年上に勝てないのかな?

ソレも・変だよね!

歴史を識ることは、

他の人の人生を学べるってこと。

あとねっ、

歴史を振り返れば、

人ってモノの・

行動パターンが観えてくるんだよ。

カエサルの言葉に、

【過去を笑う者は未来に泣く】

ってのが・ある。

ズッと後の時代の、

英国のチャーチル首相も、

似たような台詞を残してる。

人って、

判っていながらにして、

同じ間違いを繰り返してゆく性質を持つモンだ。

ただ、

自分が決断を迫られた局面で、

どう選択するのか・

此処に、

歴史を学んだ者と、

情報だけの中で溺れている者とに、

大きな【差異】が出てくるモンだ。

そんな話しから、

1894年に、

維新から船出したばかりの・日本人が、

列強・英国から、

やっとこさで、

平等な条約にもって

蛮人から国民の権利を勝ち取ったンだね。

井上馨外相・大隈重信外相・

みんな有名人だね!

大隈重信候は早稲田大学の創始者だね。

彼らを以てしても、

英国は・うんと、

肯かなかった。

で、

陸奥宗光外相が抜擢された!

で、

結果を・彼は出したんだね。

イヤー・クルシカッタ・

1・8・9・4

日本の平等って、

記憶して下さい。

そんな処から始まって、

日清戦争から、

日露戦争へと。

私の大好きな、

連合艦隊司令長官・東郷平八郎元帥の

寡黙に艦橋に立つ姿に、

娘は掌に汗をかく思いで、

聞きながらメモを取っていたのです。

長女は安心したのでしょう。

パパ、

歴史の読書は【鬼平犯科帳】を読めば良いのっ?

笑ってしまいました。

アレは、

男が男であることを・

自覚するためのお復習い本みたいなモンさ。

まずは、

【坂の上の雲】を読んでご覧なさい。

日本民族には、

本当に絶滅の危機があったことを・識るだろう。

その時、

日本民族が、

どう動いたのかを。

で、

次女のお手伝いへと。

モモちゃん、教科書の此処を、

言葉に出して読んで下さい!

案外と素直に従う次女。

が、

うむっ?

娘の朗読に想う処あった私。

その瞬間!

あんた!

あんたの読み方には心が入っていないわよ!

大切な要点は強調して、

流れは・普通に。

あんたの朗読は、

パパのお経みたいだわ!

参りました。

降参です。

虎の眼・

先週、

24歳の女性の右下第1大臼歯と第2大臼歯を抜歯しました。

第1大臼歯は、親知らずを移植した歯で、

第2大臼歯は、再植した歯でした。

いずれの歯も根管治療済みで、

セラミック・クラウン修復が施されていました。

しかし、

施術後から今日までの長期間、

痛みが続いて・悩んでいたことを、

大人しい口調で、

とつとつと話しされて・おられました。

24歳と言えば、

私の娘みたいなモンです。

思わず、

父親の心情のようになりました。

特に特に、

ナンとか・して差し上げたいと、

私が・そう思うのは自然のことと思います。

触れると、

歯はグラついていました。

レントゲン所見を語るまでも・ありません。

私も、

移植・再植治療は行います。

が、

この治療は、

価値ある治療ですが、

インプラント治療よりも数段、

診断から処置すべてが、

高度なテクニックが必要です。

断然、インプラント治療よりも適応症であると確信した際には、

覚悟を決めて・と云うのが事実です。

インプラント治療の方が、

難易度も適応症も広いのです。

で、

このような状況の際のインプラント治療に対しては、

俄然、

私は燃えてくるんです。

数十年、

他の歯とインプラント修復の調和が・はかれるようにと。

修復する部分は勿論ですが、

口腔全体と咀嚼系全般、

唾液の性状から分泌量、

などなど、

総合歯科診療全般の虎の眼で、

この患者さんの【あや】を捜すのです。

インプラント治療が患者さんの身体の1部になって欲しいからです。

今日、抜糸しました。

私の治療に対する考え方と、

今後の方針についてお話ししました。

インプラントの種類やサイズ、

具体的に挿入するピン・ポイントまでを

今・決定する事は時期が早すぎます。

1つに1度、

私に、

口腔全体を診せて下さい。

私の中で、

あなたを解釈できた時に、

具体的な設計のための診査に入ります。

そんな話しをしました。

 

 

肉体労働

先週の日曜日は、

庭の草抜きと、

芝生の手入れを。

明日は、

木の剪定を脚立に登って

勤しもうと・思っています。

くれぐれも、

脚立から落下し、

骨折しないようにと。

日本歯科大学の技工士長である関口先生は、

庭のウッドデッキを造り替えているそうな!

現状のウッドデッキを解体し、

基礎の補強を手直したあと、

新たなウッドデッキを組むのだそうな。

状況を写真で見せて頂いたのですが、

コレは、

なかなかの大工事。

一人でされるン?

奥方に手伝って貰った方が良いのでは?

腰は大丈夫かぃ?

私の心配を他所に、

自信満々の関口先生です。

歯科医師や歯科技工士って、

案外、

ナンでも自分で・するんですよ。

やっぱり、

技術者って意識が、

そう・させるのかも・しれませんね。

が、

意外と、

器用に熟せるンです。

下手すると、

本職顔負けかも・しれません。

庭の木は、

自宅を新築した際に、

そこまで資金が周りませんでしたので、

ホームセンターで苗木を買って来て、

自分で植えたモンです。

ソレが大きく樹へと育ちました。

時の経過を実感します。

ソレこそ、

植える時には、

嬉しさのあまり、

沢山の苗木を植えたモンですから、

チョッした緑多い庭になりました。

今になってみれば、

剪定のことなど・頭にありませんでしたので。

いずれにせよ、

明日は、

タオルを頸に巻いて、

軍手をはき、

格好は正に肉体労働者の様相で、

私は樹の剪定、

新潟の関口先生はウッドデッキの組み立てで、

終日・後悔する羽目となるでしょう。

清々しい作品

昨日は、

日本歯科大学の技工科から、

次々と、

技工の各ステップごとの画像が

メールで送られてきました。

その画像ごとに、

質問の文章が添えられています。

部分入れ歯と、

メタル・クラウン修復の症例でした。

小さな症例でしたが、

大きな難症例の治療って、

小さな・小さな、

こだわりと技の

積み重ねから、

成り立っているんです。

ですから、

小さな症例を【考える】ことを・しながら、

手先を動かすことを習慣にしなければ・なりません。

日本歯科大学病院の歯科技工士諸君は、

本当に手先が器用ですね。

大学病院での私の治療は全て、

補綴学第1講座の水橋準教授と・ご一緒させて頂いています。

水橋先生の講義を見事に飾ってくれるであろう・

この歯科技工士作の画像は、

誠に清々しい・

心と知恵の隠った作品でした。

 

根管治療

キチンとした根管治療って行為に、

一般の方々も、

やっと、

気づき始めたんじゃないでしょうか。

マイクロ・スコープ完備だけでは、

どうも・違うぞ!

ラバーダム防湿・当たり前だろ!

MTAセメント・単なる材料だろ!

そういう観点に

自己防衛の本能が、

察知し始めたのだと思います。

そのキッカケになったのは、

間違いなく、

インプラント治療が原因でしょう。

何処の歯科医院へ行っても、

抜いてインプラントしましょう!

って、

安易な誘導に、

ハテな!?

って処じゃないでしょうか。

ソレで、

インプラント治療の結果も今ひとつ。

そういう風潮が、

余計に拍車をかけてるんだと思います。

歯科治療ってモノは、

根管治療だろうが、

インプラント治療だろうが、

正しい診断の基に、

此処の症例ごとに選択して

行われるべきナンです。

あの人と・この人とは全く違うんだから。

私の根管治療を特別だとは

全く思っていません。

100年以上・脈々と引き継がれて、

工夫を私なりに加味した、

日本歯科大学の根管治療を粛々と行っているだけです。

付属病院で根管治療の江面教授が根管治療なさっておられる

後ろ姿をお見掛けします。

そぉ~と、

右肩の後ろ辺りから、

先生の治療と、

トレーの上の器材を眺めます。

間違いなく、

先生の治療は日本歯科大学の根管治療です。

そうやって、

私自身も、

自己調整して・基準値の確認を怠りません。

良いモノは綺麗です。

眼の保養になります。

学生諸君や若い歯科医師に、

正しい姿に触れて頂きたいと切望します。

 

 

真剣勝負

根管治療の際って、

私は完全に、

ラリッてるんだそうな。

スタッフの言です。

私に治療以外の仕事を

上手くできる自信はありません。

と言って、

歯科医師と云う仕事が、

天職だとも・思ってはいません。

少年期から青年期の移行期に、

私と歯科医学に縁ができたことから、

この仕事に就いたのです。

自分に、

この仕事が向いているのか・いないのかを

考える暇はありませんでした。

ひたすら、

私を歯科医学へと合わせてゆく努力を重ねてきたのは本当です。

ですから、

治療中は、

無心の境地で・というのが本音です。

真剣ですから。

治療が終わると、

とてつもない脱力感に

身体全体が、

包み込まれます。

クタクタです。

根管治療ってのは、

正に真剣を手にする剣術みたいなものナンですよ。