男って・辛いですよね


私は14歳年下と

2度目の再婚をしました。

既に15年以上・昔のことですが。

ですから、

今の娘たちとは、

孫の子ほどの歳の差があります。

子育てにも適応期ってモノが・あるのだと、

しみじみと感じています。

体力の差と、

世代間の差の大きさ、

時代感覚の差、

そして家では、

女性4人、

その内3人が思春期で

プラス1名は更年期?

で・あることからの

喧騒さ。

仕事で・張りつめた気持ちで帰宅するんですが、

女性4人の日常は、

うるさ~い!

ノボセそうになる時も・あります。

年に・ごくたまに、

帰宅恐怖症になることも。

そんな時には、

ひとりで、

静かな割烹へと出向き、

心を休めるのです。

で、

もう1軒、

小さなカウンターで、

小鉢と1合だけ。

禁酒の一時中断も、

まぁ・自分への褒美だと。

この間は、

1軒目が1万7000円程度だったと思います。

2件目は1万円で、お釣りがありました。

良い割烹へと、

私なりに奮発したノです。

爆発するよりは、

外で頭を冷やす。

年に数回、

片手にも満たない日々が、

精一杯の、

気晴らしです。

私なりの贅沢ナンです。

でも、

その後の締め付けには閉口します。

使途不明金をめざとく察知した敵の頭の中に浮かぶのは・

女の影!

以前にも、

リゾートホテルの会員権の営業からの電話を、

東京デートクラブと聞き間違えた家人は、

罪のない私を、

責め立てたのです。

晴れて、

デートクラブとリゾートクラブを

聞き間違えた事に気づいた瞬間、

ヤバイ!

と云う表情を一瞬したものの、

今からさかのぼること・18年前の何月何日、

天候は雨だった。

あの時、

あなたは、

どうのこうの…。

絶対に、

自分の非を認めないのが、

男と女の大きな違いです。

私にも社会的立場ってモノを

この歳ですから、

十分に認識しています。

今さら、

ねぇ~?

映画の名作が、

アレだけの長期間、

ヒットし続けた訳が・

本当によく判るンです。

作家の遠藤周作氏が、

生前、

名台詞を残されています。

女房の苦情には、

誠心誠意・ひたすら拝聴させて頂く振りをする。

その間、

何周でも、

山手線の駅の名を順番に、

心の中で唱和する。