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インプラントの埋入手術

早朝、

お彼岸の・お墓参りを済ませて、

診療所へと。

今日は・手術が2症例。

先ずは、

上顎の大臼歯部分のインプラントの埋入手術です。

抜糸あとの粘膜が・綺麗に塞がった処で・オペです。

粘膜を切開し・開くと、

抜いた根の部分は、

まだまだ・骨は出来て・いません。

深い・孔が・見えますね。

上顎の大臼歯は、

3脚のように・3本の歯根が・開いています。

ですから、

歯根の間には、

股のように、

骨が・残っているモンなんです。

ここが、

大臼歯の・中心部分になりますから、

インプラントは、

ここに・入れなくては・なりません。

ただ、

その周囲は、

大きな深い・孔に・囲まれています。

骨補填材料を・全てに・満たして、

【キリ】のような・鋭利な器具で、

骨に孔を開けるというよりは、

刺して・ゆくんです。

この症例は・骨の高さが・ありません。

ですから、

上顎洞底も・挙上しなければ・なりませんでした。

この操作は、

本当に、

手先の【感覚】が・頼りです。

で、

インプラントの埋入です。

はいっ・無事に終わりました。

男は・仕事!

今日は、

終日、

修復治療に・追われています。

セラミッククラウン、

ゴールドクラウン、

メタルボンドクラウン。

そして、

ダイレクトボンディング修復治療。

それぞれの・素材の【質】の差を、

私は・楽しんで・います。

う~ん?

あと・5ミクロン。

ソレを、

測定機を持ち込んで、

実際に・計測して・みたんです。

ピタリ・5ミクロン。

根拠は・確かに・在るんです。

指の腹で・触った【感触】ナンですが。

明日の・お彼岸の中日は、

早朝に、

墓参りを済ませて、

午後から・手術のアポイントメントを入れています。

上顎の大臼歯部分のインプラント手術です。

骨造成を・併用します。

男は・仕事!

 

もう・普通の暮らしに

遂に、

香川県にも・コロナウィルスの感染者が出た!

と、大騒ぎ・している雰囲気に、

あ~あ・というのが・本音です。

1年で、

交通事故死は・何件でしょうか?

交通事故で身体障害者になった人は・何人でしょうか?

交通事故で廃車になった自動車は・何台でしょうか?

警察官が、

その対策のために、

日夜・奔走されて・います。

それで、

交通違反行為の・多いこと。

このご時世に、

煽り運転・飲酒運転する輩も、

居るんですから、

ぶっ飛びますよね。

交通事故って、

意識して・するモノでは・ありません。

ほんの・不注意から。

これだけ・交通事故死が多いのに、

不注意な心が・在るんです。

コロナウィルスも、

眼には見えませんが、

ちょっと、

大騒ぎが・過ぎませんか。

もう、

注意しながらの、

日常生活に・戻すべきだと・思うンですが。

春の風に・乗って

昨日は・平日でしたが、

休診を頂き・ました。

昨年の6月に・亡くなった父を

春のお彼岸に、

先祖と並んで、

墓標を以て、

供養・始めたいと・思っていたからです。

穏やかな・春の陽射しの・1日でした。

燦々と・降り注ぐ太陽と、

肌・心地よい風の中、

父の墓標が、

先祖たちと・並んで、

据え置かれました。

どうやら父は、

東北地方の小さな街で、

人生を・終えたようです。

私は、父の戒名を知らず、

遺骨も・帰ってきては・いません。

年老いた母との・たった1つの連絡手段であった・携帯電話も、

今では、

解約されて・いました。

昨年の敬老の日に、

母の携帯電話に・電話しました。

どうやら施設に入居しているという事実と、

母から・讃岐へ帰りたいという言葉から、

状況は・察する事は・できました。

それじゃ・来週にでも・迎えに行こうね。

そう・返した台詞が、

母との最後の会話に・なりました。

親父の墓を・建てねば・ならんね。

という私に、

入れてくれるの?

何度も・何度も・確認する母でした。

遺骨は?

と・問う私に、

横に居るよ・と返す母。

ハッと、

夫婦の彩を・感じたのです。

その2日あと、

携帯電話は・解約されていました。

その2日あと、

東京の大手法律事務所から、

遺産放棄を求める・通知を手にしました。

その通り、

私は手当てし、

心・切り替えて、

静かに・父の位牌と墓標の準備に着手したのです。

父の戒名は、

私がつけました。

昨日、

埋葬する遺骨もなく、

父の写真・一つ無く、

父由来の品・一つ無い、

ただ墓標のみを・設置するという、

情けなさを・味わいました。

家を建ててくれて、

面倒を見てくれるんや、

そんな台詞を、

何年か前に、

両親から・聞きました。

年老いて、

気が弱くなったのでしょう。

店の暖簾を下ろし・商いを閉じ、

お仏壇のみ、

残して、

全ての資産と人生を、

東北地方の娘夫婦を頼って、

去ってゆきました。

去る際の、

別れの会話も無く、

空き家となった・嘗ての屋敷に、

ポツンと・取り残された・お仏壇。

呆然と・立ち尽くした事は、

正直に・告白します。

じいちゃん、ばぁちゃん、

さぁ、俺っち・へ、帰ろう!

もう、何年か前の話しに・なります。

昨日を以て、

父の位牌は・お仏壇に、

父の墓標は・先祖たちと・並んで。

古い日本人を自認する私の、

家長としての・仕事は・続きます。

作業に携わってくれた石工さんが、

ポツンと、

身の上話しを・されました。

で、

先生、

魂も・骨も、

帰ってくるべき所に、

帰ってくるもの・ですよ。

私は・随分の、

人の終焉あとを・観てきましたから。

今日の風、

必ず・乗って・帰ってきますよ。

 

 

 

 

 

 

大変な症例

コレが、

セラミッククラウン修復・ナンです・と!

私は・ビックリする程度で・済みますが、

された・患者さんは・泣いて・ました。

で、

苦労の末に、

新たな・インプラントも・必要でした。

また、

前医の埋入したインプラントのインプラント本体は利用し、

アバットメントからクラウンを再製する部分が、

大半です。

ソレにしても・大変な症例でした。

 

大丈夫!

暗雲が・覆ってきそうな・気配。

ですが、

太古の昔から、

富士の山は、

日本人を・見続けてきたんですよ。

コロナ・コロナと、

騒がず・恐れず、

十分に・気をつけた、

普通の【常識】で・過ごせば・大丈夫。

煽り運転・オレオレ詐欺・子どものユーチューバー長者、

今までが【非常識】だったンですよ。

日本人の美徳。

良い機会じゃない・ですか?

まだまだキツイ

早朝ゆえに、

まだ誰も・居ないだろうと、

今朝、

思い立ったように、

地元の聖堂の扉を開けました。

1年と2ヶ月ぶり・です。

少しの時間・祈りました。

が、

ここで・ミサを受ける気持ちには、

まだ時間が・かかると・思いました。

私の日常は、

日々・闘いの連続です。

【我】【自己主張】が・なければ、

職人修業が・成り立ちません。

その過程で、

【無垢】な【技】が・形成される来るんです。

大勢の中では、

目立たぬように、

無言で・居ます。

でも、

戦士ですから、

教会の多勢の中では、

浮くん・でしょうね?

ユニクロを着てても・高価な服を着てる。

普通に列を歩いていても・お高くとまってる。

歯医者だ・そうだ・儲けてて良いな。

良い車に・乗りやがって。

何度・鼓膜に・入ってきたことか。

ソレが嫌で、

他地域の教会のミサを受けるように・なったのです。

日常を・修業のような日々の連続を継続しているから、

身体中から・気が発散しているんだと。

私しゃ・隠居じゃ・ありません。

道を迷わぬために、

信仰の道に入ったのです。

町内会の寄り合いには、

まだまだ、

いや・いや、

死ぬまで・行かないでしょうね。

 

 

 

日本人として

仙台市で被災した愚息を

ひとまず・新潟市へ疎開させ、

父ちゃんは・宮城へ戻ると告げた際に、

愚息の、

行くな・何故・と言った瞬間、

そうだよな・

父親の職業が、

ようやく・頭で・判ったノだと。

ここからの10日ほどの模様は、

語りたく・ありません。

ただ、

歯科医師という職業の・アイデンティティを自覚し、

私の・ソレからの半生を・大きく変えました。

9年しか・経っていません。

未だに

無残な傷ついた大地の痕跡を、

どうか・自分自身の眼で・確認して・下さい。

同じ・日本人として。

 

光陰・矢のごとし

9年前、

山形市から新潟市目指して、

ハンドルを握っていました。

普段であれば、

新潟市から山形市まで・2時間足らず。

あの時、

新潟市に到着した頃には、

ドップリと・日が暮れていましたから、

どれほどの雪と、

どれほどの瓦礫と地面の割れで、

迂回・迂回しながらの、

大変な帰路だったノかと。

ハンドルを握りながらの私は、

とても・複雑な・思いでした。

見も知らぬ他人から、

多くの助けを・受けた事に対してです。

無事に・愚息を新潟市に落ち着けたら、

私は・被災地に・戻ろうと・

内心では、

決めて、

腹をくくった頃・だったと・思います。

多くの犠牲者が、

地面に埋もれ、

川や海岸に・浮き、

愚息が怪我だけで・済んだ事は、

本当に・ありがたいと・感謝しつつ、

仮に・愚息に・もしも・のことが在れば、

命を絶つ・積もりで・出てきましたから。

新潟をいう土地に対する・私の想いは、

誰にも・判らないと・思います。

被災地に戻る決意を固め、

愚息を・私にとっての絶対的安全圏へと。

早くモノですね。

もう9年も・経った・なんて。

ゴールドクラウン修復

セラミッククラウン全盛期から、

ジルコニアクラウン修復へと、

歯科業界は・移行しつつあります。

無知とは・恐いモノを・と。

セラミック素材は、

在る面において、

オールド・ポルシェや、フェラーリの

クラッチ操作の如く、

マニアックなテクニックが、

楽しめます。

だから、

私はセラミックは・好きです。

が、

ジルコニアだけは、、

どうしても・受け付けませんでした。

勿論、

使ってみました。

その上で、

私は、嫌いです。

これは、

私がレクサスは・買わないという意味合いとは、

全く・違います。

好み・では、ありません。

奥歯の修復治療において、

患者さんが・許して下さる限り、

私はゴールドクラウン修復が・1番・好きです。

絶対的な・安心感が・ありますから。