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月食の夜に

昨夜は、

人から、

月食だと・聞かされ、

ビルの谷間から・ジャンプして・月を探していたんです。

あちこち・移動しながら・ジャンプ。

しかし、

月の姿すら・見つけることが・できません・でした。

諦めて、

再び・診療所へと・戻り、

書斎に・こもって・いたのです。

患者さんが来院しない・夜こそ、

歯科医師にとっては・勝負時間帯なんです。

患者さんの・診断と治療計画を考える・時間なんです。

1口腔単位の・包括的歯科治療。

それが・私の歯科治療です。

考える歯科治療。

手先が動く・治療の際には、

ほぼ・決まって・いるんですよ。

ポポちゃん

たくさんの・娘たちを・授かりました。

もう・大きくなりましたが、

時々、

それぞれが・幼い頃のことを、

母の姿を・観ながら、

なぜか?

思い出すのです。

女の子って・皆が・同じ・所作するんですね。

ポポちゃんって・お人形を・鮮明に・覚えています。

なぜって、

ひとり・ひとりに、

何個も・買わされましたから!

幼児の・購買意欲を・そそる・ように、

それは・それは・うまいこと・考えられて、

作られて・いますもの。

娘たち・みんなが、

同じ姿で、

同じように、

抱っこ・して、

洋服・脱がせて・丸裸にされた・ポポちゃん。

一緒に・お風呂に入って、

おしっこ・させて。

あぁ・懐かしい!

で、

お年寄り・のための・ポポちゃんが発売されたのを知り、

早速、

注文したのです。

母のために・です。

いつの間にか、

立場が・逆転・して・しまいました。

こういう、

今まで・考えも・しなかったこと・って、

歯科治療の・肥やし・に・なる・ようです。

筋肉や・骨格の・診方が・変わりましたもの。

どこにでも、

勉強の・ネタって・あるんですね。

 

歯科医院に・かかってくる電話

初診の場合、

突然・お越しになられる方は・おられませんですね。

ほぼ100パーセント、

お電話でしょう。

ただ、

問い合わせ?の・お電話については、

はてはて・どうしましょう!

てな・ところでしょうか?

どうしましょう?は・患者さんの側では・ありません。

私の・方なんです。

だって・そうでしょう?

診てもないのに・責任ある発言など・できませんよね。

ご本人的には、

インターネットで・調べに・調べて、

専門用語を駆使して・大真面目なのは・判るんですが。

私が・しばしば・弟子たちに・言うんですが、

歯科医師免許を取得した・ってことは、

日本国において・患者さんへの歯科治療しても・構わないよ!

許可証・みたいな・程度の・モノでしか・ありません。

歯科医師免許を・取得してからが・スタートなんです。

そうです。

スタートラインに・立つ資格・程度です。

野球に例えますと、

草野球の選手程度でしょうね。

そこからが・大きな壁が・あるんです・現実には。

高校野球で甲子園。

そこで・どんな成績を出せるのか。

で、

6大学野球、ノンプロ、

そしてプロ野球のドラフトで選ばれるのか?

プロに入団しても・まだまだ・ありますよ。

どこの球団なんだ!

ジャイアンツ、タイガース、

いろいろ・ありますけど、

やっぱりファンではないけど、

花形はジャイアンツでしょう。

それで・終わりでは・ありません。

何番目の・打順選手になれるのか?

物事って・そう言う・もんなんです。

歯科医師も・全く・同じなんですよ。

なんでも・かんでも・同じ・訳・ありません。

なんで・そんな話の展開になったのか?というと、

患者さん側が・知らな・過ぎるんです。

インターネットで、

いろんな歯科医師が・自画自賛の・オンパレード・だから。

惑わされるのは・当たり前・でしょうね。

それでも、

よ〜く・考えて・観てみたら、

解る・と思いますよ。

それで、

話を大きく・元に・戻しますが、

例えば、

インプラントしたいんですが?

1本・いくらで?

そう言う・お電話には、

私は・八百屋で大根・売ってるつもり・ありませんから、

どうも・すみません!

あいにく・予約でいっぱい・ですので・申し訳ありませんが、

他の先生を・当たって・ください。

私んとこの・予約は、

診察して・いただけませんか?

直球勝負で・なければ・扉は開きません。

いらっしゃい!いらっしゃいませ!

商売繁盛・の体で、

歯医者・やってません・ので。

 

平凡な・日々

段々と、

人生の終焉に・近づいていることを

母の・一挙一動を眺めながら、

穏やかな・心で・接しています。

それは、

とうの本人たる母が・穏やかであるために、

そう・いられるのだと・思います。

ここは・高松だよね?

と・確認してくる母に、

そうや・ほら・屋島が見えるやろ?

背伸びし、

屋島が・見えたんでしょう。

グッと・安心した表情するのが・日常となりました。

自分の娘や孫の・存在は・既に・記憶にありません。

私と夫、

兄と両親や、

母が幼い頃の祖父など、

古い記憶は・確かなんですが、

他の・記憶は消え去って・しまったようです。

夫や兄の死は、

全く・忘れてしまったようです。

しばしば・探していますから。

ただ、

新潟へは、

行きたいの・だと。

ホテルオークラから眺める萬代橋を、

もう1度・観たいのだと。

額縁写真になってから・観るのは・いやだよ!

そんな・セリフは・しっかりと・言えるのですが。

私は・長生きするのが・怖くなりつつ・あります。

といって、

死ぬ瞬間を・想像すると、

怖くて・堪らない。

生きる。

生きる・その意味や・価値・意義、

果ては、

その・存在をも・思案するように・なりました。

考えても、

全く・意味ない・のですが。

結局は、

神さまの・為すが・まま・なのですから。

患者さんとの・関わり

朝の9時半に、

ある79歳の男性患者さんから・お電話をいただきました。

先週、

今日の・この時刻に・お電話にて・症状の改善状況を

知らせて・いただく・約束をしていた・からです。

この方とは・20年来の・お付き合いです。

ブリッジ、インプラント、部分入れば、

全ての修復治療が・口腔内に・施されています。

20年。

あっと・いう間に・過ぎて行きました。

心臓の手術。

脳の手術。

第一線で・戦ってきた・男の勲章です。

現在は、

趣味のカメラを・楽しんでおられます。

新型コロナウィルスの発現から以降、

メンテナンスの患者さんは・全て・待機して・頂いてるのです。

ただ、

お独り暮らしの・寂しがりや・さん・だけは、

公共交通機関を・使わないで、

時々、

お越し頂いていたり、

こちらから、

電話にて、

話し・相手を。

それが・開業医の務め・だと思っています。

で、先週は、

2年ぶりの・再会でした。

入れ歯の・調整を・少し行って、

ほとんどが・雑談。

調整後の・結果が・今日・判ることと・判断し、

お電話で・お知らせ・いただく約束を・していたのです。

先生、

楽に・なりました。

そんな・出だしから・いつもの・雑談を。

奥さんと・喧嘩しちゃ・いけませんよ!

そう・そう・女を・怒らせたら・大変なことに・なるからね。

忍耐・一筋ですよ!

で、

先生は・どうなん?

私?

山田洋次監督の・ロングセラーのタイトルと・おんなじ・ですよ。

男はつらいよ!

いや〜・なんで・女は・あんなに・強いんですかねぇ?

そんな・朝のひと時・でした。

 

未だ・厳戒態勢

巷では、

すでに・マスクを外した人を・見かけます。

また、

あったりまえ・の・ように、

もう・コロナは・終息したんでしょっ。

そんな・セリフも・耳にしています。

日本人は・昔から・変わって・いないんですね。

先の大戦時の・3国同盟をめぐっての・新聞での報道。

是非・図書館へ行って・観てください。

図書館って・そういう際に・利用するために・あるんです。

今、

英国でも、

独国においても、

新型コロナウィルス感染者が激増しています。

なんで、

日本だけが・終息できるんでしょう。

よくよく・考えて・みて・ください。

医療人の・さが・なんでしょうね。

患者さんが・大切で・たまらない。

もしもの・ことが・あっては・ならない。

サバンナの草陰に潜む・草食動物が、、

野獣を恐れて、

身を縮めて・殺気だして・警戒しながら、

過ごすように、

私も・同じように・診療生活を・送っています。

お越しになられる・患者さんが・安心して、

受診できる・環境をつくるのが、

私の・仕事の基本ですから。

心の・栄養

来年度発刊の・インプラントジャーナルの原稿に・苦しんでいました。

出版社の編集者、インプラントメーカーの社長さんなどが、

商業誌への・インプラントに関する出稿が・久方ぶりである私に気遣って、

過去5年分の・他の執筆者の原稿を送って下さったり、

さまざまな・ご厚意に大変・ありがたいと・感謝しつつ、

一向に、

私は・ペンを取ることが・できなかったのです。

なぜなら、

医療従事者に対する原稿は、

自己顕示のために・あるのでは・ありません。

これからインプラント治療に着手しようとする初心者から、

ある程度・症例を経験し、

悩みを抱えている・中堅どころ。

そのような歯科医師たちに、

難しくなく、

それでいて、

具体的に・実用できる・手当を、

隈なく・紹介することは・不可能であるからです。

それでいて、

何かは・必ず・体得して欲しい。

そんな気持ちが、

悩みを増幅し、

一向に、

構成が・まとまらなかった・のです。

が、

やっと、

昨日から、

一気呵成に・ペンを走らせています。

私の・インプラント歴は・1988年からですから、

約35年近くに・なります。

その過程を・時系列に記述し、

私のインプラント治療の・進化の過程を、

余すところなく・公表しようと・決めたのです。

たくさんの・症例は・お見せできません。

なぜなら、

私のインプラント治療は、

チタン製のネジを・骨に埋め込むだけの・類では・ないからです。

インプラント周囲環境の整備も・含めての、

包括的な・歯科治療の中の・単に1ステップが、

インプラントを・使っただけ・だからです。

このような・心境に至ったのは、

心に・栄養が・供給されたからに・違いありません。

で、

この栄養とは、

毎日・毎日の・患者さんとの・出会いなんです。

 

歴史から・学ぶ

頻繁に、

後進たち・から、

質問を・受けるんです。

皆・私にとっては・可愛いから、

丁寧に・お答えしています。

そういう時間って・楽しいのです。

ただ、

あるルールに・気づいたのです。

今・目の前に・在る問題・の解決にだけしか・見て・いらっしゃらないこと。

なんでも・そうなんですが、

手軽で・簡単に・なんて、

そんな虫の良い・話は・ありません。

インプラント治療なんかは、

1950年代の前半からの・論文しか・ありません。

しかも、

その後の30年くらいは、

スウェーデン学派の論文に・的をしぼって、

1980年の後半からは、

UCLAとか、

いろんなところ・から・いっぱい・出てるんですが、

その時々の・トレンドが・何であったか、

その後、

その時の・トレンドであった技法の結末が・どうなったのか?

たどって・行くと、

結構・大きな・根拠創りに・なろうかと・思います。

私の歯科医師としての・歩み。

正に、

インプラントの歴史と・共に・でしたから、

そういう意味においては、

私は・楽しましたね。

とにかく、

過去を・さかのぼって、

過去から・現在に向かっての・検証を行う・ことです。

過去を笑う者は・未来に泣く。

ジュリアス・シーザーの言葉です。

 

インプラント治療の・原稿用紙を前に・して

来年度の・インプラントジャーナルの原稿締め切りが、

いよいよ・今月の22日。

しかしながら、

ほぼ・白紙・状態なんです。

原稿依頼が・きてから、

随分と・数ヶ月を・過ごしましたから、

その間、

どんな内容でも、

執筆できる・症例は・仕上がって・います。

が、

書けない・のです。

インプラントジャーナルの購読者の・大半は、

開業歯科医師です。

恐らく、

20代後半から・50代・手前の・歯科医師でしょう。

日々の・診療生活を通じて、

この年代の・歯科医師が・見落としているモノ、

甘く・診ているモノに、

私は・気づいて・います。

インプラントは、

単なる・1治療手段にしか・過ぎません。

残った歯との・長期的な調和を・はかることが、

インプラントと・歯という、

全く・性格の違ったものを・協調させることに、

大きな・意味合いが・あるのですが、

それは、

手術方法の・違いや、

メンテナンス・では・ありません。

インプラント治療の・成功の・鍵は、

治療設計と、

インプラント修復のための・クラウンの形態に・あるのです。

毎日、

他医院のなした・インプラント治療の・後始末に・追われています。

なしたる・ご本人様は・脳天気。

自身のホームページで、

すごい方は、

100パーセント・の成功諸例だとか。

そんな・バカな・話しが・ある筈ない・じゃないですか?

だって、

私ん・ところで、

再治療・していますもの。

私だって、

100パーセント・の・成功率では・ありませんよ。

意図した・とおりの・挙動を骨が・してくれないこと・ありますもの。

ピンチに・陥った際に、

どう・軌道修正に・切り替えるのか!

そこ・なんですよ。

今回の原稿は・本当に・苦しんでいます。

書き始めれば、

あっと・いう間に、

仕上げるんですが。

ただ、

若い歯科医師の方々が・気づいていない事。

そこに・焦点を当てて・物申す・つもりです。

お見せする症例は、

国産のメーカーである・松風のバイオフィットを使用したものにと。

ものづくり日本・という伝統を、

再認識して・いただこうと・思っています。

原稿は・明日1日で・書き終える・でしょう。

ヤレヤレ

昨夜は・ハロウィーン。

街には・仮装した・大勢の若者が、

缶ビールを手に、

マスクを・外して、

咥えタバコで、

群れをなして・闊歩していました。

そのような・集団が、

あちこち・で。

午前0時くらい・からでしょうか?

私の診療所の正面には、

3段の・階段が・あります。

広い・広い・階段です。

入口戸まで、

広いタイル張りのスペースを設けて、

建物の・意匠として・デザインして・います。

建物の正面玄関は、

その・顔です。

ですから、

私は、

顔創りに・苦心しましたし、

善い・モノが・できた・と、自信を持っています。

ですから、

毎日、

掃除し、

水で・洗い・清めるのです。

ここは、

患者さんの・診療を行う・神聖な場で・あるからです。

で、

その時刻から・異変が起こったのです。

私の診療所の・このスペースで、

大勢が・酒盛りを・始めたのです。

マスクを・外して、

酒・タバコ。

男も・女も・大騒ぎ。

若者ですから、

エネルギーを・持て余している・ことは・判ります。

皆で・騒ぎたい・のも・判ります。

ただ、

世間に・迷惑をかけないで・楽しみなさい!

という・常識、見識、教養に欠けている・ことも、

こちらも・大人ですから、

百も承知・です。

110番し、

パトカーの警察官に・対応して・いただく事に。

それでも、

警察官も・苦心している・ようでした。

酒盛りを・解散するまで、

随分と・時間を要して・いたからです。

私は、あえて・若者に・言いたい。

若さは・宝です。

大いに・羽ばたきなさい!

しかし、

あなた方は、社会貢献の度合いが・大人とは・違います。

どの程度・納税しているのでしょう?

あなた方の・歩いている・その道。

あなた方が・普通に暮らせている・社会インフラ。

全て・大人たちが、

汗水たらして・労働した末の、

納税にて・賄っているのです。

胸を張って、

納税という・国民の義務を果たせるように・なったら、

今度は、

社会的責任感が・生まれ、

あなた方の・ような・バカな・みっともない真似は・しないのですよ。

身体は・見た目は・一人前の・大人。

でも、

頭の中と・精神構造は、

幼稚園児と・同レベル・といえましょう。

この国が・平和ボケ・したのだと・思います。

ハロウィーンについて、

歴史的・宗教的背景を調べていたら、

日本の・こんな・くだらない、

勘違い・仮装行列は・できないでしょう・から。