歯科治療において大切な事 その4.


日進月歩の目覚ましい歯科医学です。

私達歯科医師は、絶えず新しい知見を修得しなければなりません。
また、過去の旧い文献についてもキッチリと読み込んで、
知らなかったでは済まされい人の身体を預かる仕事です。

悲しいかな!指先の仕事です!
器用な人と、そうで無い人の差は歴然です。

手先が器用な人が10人に一人。
それに、絶えず勉強熱心と云う条件を加味すると100人に一人。
加えて、芸術的センスを更に加味すると1000人に一人。

このように考えて観ると、良い歯科医の最低条件を満たす歯科医は、とても少ないのが現状です。

本当に悲しいかな!歯科の仕事は、指先の器用でないひとは気の毒としか言いようがありません!

但し、指先の器用 、不器用は簡単に見分けられます。

私達は専門家ですから、治療を観れば、誰が上手くて、誰が下手か、直ぐに解ります。

でも、患者さんには判らないですよねって?

解ります!

良い事を教えましょう!

不器用な歯医者は整理整頓も下手!

診療室に入った瞬間に解ります!

直感的に、整然としていないと感じられる診療所の歯科医は、
並みか、それ以下でしょう。

勉強している歯科医が、講習会に頻繁に参加している歯科医とは限りません。
この辺りの見極めは、かなり難しいと思います。

私が患者さんの立場であったならば、
絶対に器用な歯科医を選びます。
その上で、センスをチェックして、
次に薬や材料的な話のなかで
どれ程掘り下げて追求しているのか試してと云う手順でしょうか!

今日、このような話題に触れた訳は、
余りにも不器用な仕事が多いのに触れての、私の憤りからでした。