日進月歩の目覚ましい歯科医学です。
私達歯科医師は、絶えず新しい知見を修得しなければなりません。
また、過去の旧い文献についてもキッチリと読み込んで、
知らなかったでは済まされい人の身体を預かる仕事です。
悲しいかな!指先の仕事です!
器用な人と、そうで無い人の差は歴然です。
手先が器用な人が10人に一人。
それに、絶えず勉強熱心と云う条件を加味すると100人に一人。
加えて、芸術的センスを更に加味すると1000人に一人。
このように考えて観ると、良い歯科医の最低条件を満たす歯科医は、とても少ないのが現状です。
本当に悲しいかな!歯科の仕事は、指先の器用でないひとは気の毒としか言いようがありません!
但し、指先の器用 、不器用は簡単に見分けられます。
私達は専門家ですから、治療を観れば、誰が上手くて、誰が下手か、直ぐに解ります。
でも、患者さんには判らないですよねって?
解ります!
良い事を教えましょう!
不器用な歯医者は整理整頓も下手!
診療室に入った瞬間に解ります!
直感的に、整然としていないと感じられる診療所の歯科医は、
並みか、それ以下でしょう。
勉強している歯科医が、講習会に頻繁に参加している歯科医とは限りません。
この辺りの見極めは、かなり難しいと思います。
私が患者さんの立場であったならば、
絶対に器用な歯科医を選びます。
その上で、センスをチェックして、
次に薬や材料的な話のなかで
どれ程掘り下げて追求しているのか試してと云う手順でしょうか!
今日、このような話題に触れた訳は、
余りにも不器用な仕事が多いのに触れての、私の憤りからでした。