動く理由


台風と伴に、

お盆が去ったら、

急に・陽射しに秋の気配を感じるのは、

何故でしょう?

無情なる時間の経過に、

戸惑っています。

で、

相変わらず、

インプラント治療の毎日です。

この暮らしを四半世紀。

嫌でも、

インプラント治療の適材適所が判るようになりました。

また、

インプラント治療は、

さまざまな部品の組み合わせです。

この組み合わせについての・答えは、

そろそろ出てきたと・思っています。

以前にお見せした・あの症例も、

そろそろ佳境に入りました。

インプラントも交換して、

現在は仮歯にて、

負荷を加えています。

設計の耐久性を観察している処です。

アバットメントのデザインは、

このようなタイプを好んで使っています。

奥歯部分のアバットメントは、

前医の使ったモノを、

そのまま使用しました。

費用の軽減化です。

しかし、

このような既製品のアバットメント。

私は、あまり好きではありません。

アバットメント・スクリューとアバットメントの間に、

微妙な隙間が観察されます。

噛むと云う多大なる加重。

材質の歪みが微妙に露見しています。

上から被せるクラウン修復の設計が、

決め手となるでしょう。

インプラント治療を気安く考える傾向に、

警笛を鳴らしたいと・思います。

さまざまな【工夫】が要るからです。

転院を希望されて、

お越しになられる患者さんは後を絶えません。

でも、

私がお引き受け出来るのは、

ごくごく一部の方だけです。

その決め手ですか?

治療の難易度ではありません。

患者さん自身が、

どれだけ・深刻にお考えになっていらっしゃるか?

その違いで、

私は動く・のです。