私は・辛口です。
生意気で・すみません。
ソレは、
18歳の年に【歯科医学】の門を叩いてから、
大変な幸運に恵まれ、
大勢の高名な歯科医師の師匠の胸を借り、
また、
大勢の患者さんの温かい支えで以て、
今日に至ったからです。
育てて頂いた師匠、
私を信頼して身体を貸して下さった大勢の患者さんの手前、
強風下に在っても微動だにしない【安定感】ある
プロフェッショナルであろうと、
私なりの・恩返しでもあるのです。
ある種の歯科医師を観て、
つくづく【育ち】が・大切だと思うんです。
値引き競争、価格破壊がもたらしたもの。
社会全体を眺めれば・阿呆でも判りそうなモノです。
安いモノは・ソレなりのモノでしか・ありません。
本物は、決して安くは・ありません。
本物を扱う店に、コピー商品はありません。
安価な治療を唱う処は、
本物の集まらない【3流】の証でも・あるのです。
また、
ご丁寧な・分割ローンの説明を、
クドクドと御託列べている歯科医院。
通販の時計屋の広告みたいですね。
そのような【内訳】は、
当人同士での、
秘かに・行うのが・品格と云うモンです。
大人の男なら・そう云うモンです。
これも、
お安くなってますから、
どうぞ・お気軽にお越し下さい!
なんて、言ってルのと・同じナンですが。
ようは、
患者さんが・来ていないってことを、
バラしてるのが、
大人だったら容易に判るモンナンですが。
私は弟子たちには・厳しいですよ。
服装・日常の所作・外での対応、
細かい処まで、
ピシャリと、
厳しく言います。
私の師匠の内藤先生も、
今でも、
私には厳しいですよ。
しょっちゅう・叱られてます。
今、
歯科医師は世間の厳しい【眼】に曝されています。
私らの時代とは・大きく違ってますから。
歯学部の偏差値の低さ。
恥ずかしいですよ。
半世紀前は、
歯学部は理系のエースでしたから。
今では全入だと思われるほどの、
情けなさ。
歯科医院の数も・コンビニ以上だと言われています。
どこも・患者獲得に必死と、
なめられて・るんですよ。
だからこそ、
私らは、
本業は当然の事として、
教養を高めることにも努力し、
生活も清廉潔白とし、
医療人としての【振る舞い】に、
ソレはソレは・注意すべき時ナンです。
私らは【歯の治療のプロフェッショナル】。
ソレに徹するべき・ナンです。