新しい患者さんの歯科治療に際して、
当たり前のように、
患者さんからの全身状態の問診とは・別に、
採血による生化学検査と内科対診療を、
必ず実地するようになって、
四半世紀・過ぎました。
今日から治療を着用する患者さんも、
問診票では、
異常項目・現在服用中の薬の綱目は、
全くの白紙。
問診でも、
ご本人的には・全くの健康体との事。
が、
患者さんの前では、
ニコニコして面談していますが、
私は日本歯科大学・新潟【生命】歯学部・
総合診療科の臨床教授です。
目の前の方に、
何か・何処か・
異変が在るぞ!
ソレは、
野生動物の【勘】みたいなモノが、
察して、
さてさて・
ナンとか見えていない疾患・体質を、
探さねば!
歯の治療に関しては、
持ち玉の多い投手を自負していますから、
絶対にキチンと着地させる自信がありますので、。
内科対診の直後、
内科医師から電話が入りました。
先生、この方、ひどい除脈ですよ。
どうアプローチしましょう?
内科医師は、
好意的に、
私の患者さんに関しては、
私の意見を尊重して下さいます。
身体全体を診ながらの歯科治療。
これは・当たり前ナンですが。