2月から診療にお越しになられている
高松市内の歯科医師の治療は、
特別な想いにて、
手当てに従事しています。
先生の歯に、
長年に渡って誠実に、
患者さんの診療に従事してきた者だけに
神さまから与えられた【医師の熟慮の痕跡】が
明確に刻まれているからです。
1本、根管治療を行い、
治癒の経過の挙動をジックリと観察していました。
根管治療のあと、
サッサと修復治療に移行する愚挙は
私は控えています。
根管治療の後に、
周囲の骨が生じる変化の個性を
私は見逃しません。
その間、
コレまた歯科医師であるご令嬢も、
私の治療をお受けにお越し頂いていますので、
ご母堂さまのスケーリングとルート・プレーニングを
彼女に依頼し、
血の繋がりはありませんが、
彼女に【歯科保存学】の医師の眼を
私なりに暖かい眼差しで、
手解きさせて頂いています。
彼女は良い歯科医師に育って頂きたいと願っています。
連休の間、
私は・この母子の歯型の最終分析に取り組んでいました。
レントゲン写真、カルテと共に。
一気呵成に、
私の診療計画書の上に、
ペンを走らせたのです。
治療成功は、
この段階で90パーセント決まります。
後の10パーセントが、
私の手先の問題です。
それほどまでに、
治療の設計図って重要ナンですよ。