日本歯科大学に入学して間もない1年生への
プロフェションの講義ほど難しいモノはありません。
学生証をお持ちですから、
身分を他人から問われたら、
【日本歯科大学の学生】だと、
彼らはためらいなく答えるでしょう。
が、
歯科医の門を叩いたばかりであるのも事実。
歯科医学の一端の知識も経験もありません。
ソレでも、
世間は【歯科の専門知識を学ぶ者】として扱います。
このギャップです。
彼らはコレから気の遠くなるような6年間、
学問にドップリと浸かる身です。
挫けそうになるでしょう。
不安感に押し潰される機会も
何度も遭遇するでしょう。
そんな彼らを、
私は、
その気にさせなければなりません。
プロフェッショナルとしての自覚を促す手立て。
今年の講義の初っ端は、
どのような出だしから導入しましょうか?
ズッと頭から離れないんです。