難しい診断を必要とする症例、
繊細なテクニックを必要とする症例、
躊躇なく私は挑んでいます。
まだまだ知識と技術の向上に、
一歩一歩脚を前に進めています。
私の白衣の腕には、
日本歯科大学の紋章が輝いています。
母校の総合診療科の臨床教授である事の精神的重圧は、
当の本人でしか判らないでしょう。
後進の拠り所となる診療を
ルーチンに提供し続けることが、
私の存在意義ですから。
診療の難しい局面に遭遇した際に、
私は左腕の紋章に視線を移します。
で、
呼吸を整えて、
いざ器具を手にするのです。