たわいもない話し


知人以下、

他人以上の方と

ヒョッコリと眼が会い、

この度転居するんです、

な、そうで。

ほぉー。

ソレは、ソレは。

と言って、

転居祝いを贈る間柄でもないので、

とりあえず、

エール!でも贈っておこうと。

そんな会話を帰宅して直ぐに、

家族皆に話しをしたら、

そう言えば、

大昔、

家人とランチへと出かけ、

と言っても、

財布は私が持っているものと

思い込んでいた家人は、

チャーシュウ大盛りを大いに堪能し、

で、

会計の際に、

私が持ち合わせが無いと知り、

慌てふためき、

幸いなるかな。

私のポケットにあった2千円札に助けられ、

ホッとした直後、

家人が珈琲を飲みたいと。

つい、

私は家人に、

外から匂いでもかいでおけ!

今日の出来事とは全く関係ない過去のことを

持ち出され、

でも、

そうでしょ?