テレビ番組のドラマのシーンで、
よく見かけるじゃあないですか。
オペ室で執刀中の、
医師と助手のやり取りが。
メス!
手慣れた助手は、
医師の掌の中に、
自然な向きで、
適切な器具を手渡してゆく。
私の治療においても、
全く同様です。
手術のみならず、
通常の歯科治療においても、
私はルーチンに、
マイクロスコープを使っていますので、
眼の焦点が、
大拡大野に合ってますので、
助手の手が持つ器具は
直ぐには全く見えないのです。
焦点が戻らないのです。
ですから、
助手は大変だと思います。
私の使う道具と材料は、
年々、
複雑になっていますので。
昨日の根管充填も、
2年前なら、
断念していたでしょう。
55歳になっても、
まだまだ進歩するってのは、
結構、
自分の身体と心に、
鞭を入れてるのですよ。