昨日の診療が終わったのは
午後の6時半を少しばかり過ぎた頃。
急いで教会へと向かいました。
カトリックでは、
洗礼の前に、
2つの段取りを採らねばなりません。
先ずが入門式。
神父さんから額に十字を記されます。
次いで、
洗礼志願式。
それから、
いよいよ洗礼式と云う塩梅です。
入門式の前に、
神父さんから毎週、
聖書の読み解きから、
カトリック信者の生き方を教えて頂くのです。
で、
昨日が入門式だったのです。
今週の日曜日のミサにて、
洗礼志願式を。
私の場合は復活祭の日、
今年は3月31日がそれに相当します。
その夜に、
洗礼を受けることになっています。
新しい名前は、
師匠である内藤正裕先生から頂きました。
ヨゼフです。
大工であったイエス.キリストの
この世での父の名前です。
洗礼と云うのは、
一度、水に浸かって死に、
新しく復活すると云う意味合いが在ります。
私を取り巻く環境は、
大きく変わっています。
今年は大きな節目になるでしょう。
覚悟を持って、
これからを過ごす。
歯科医学の門を叩いた年から今日までの時間は
既に私には残されてはおりません。
あとどのくらいの時間、
歯科医学と関われるのでしょう。
大切に、
歯を見つめてゆきたいと思います。
それが、
歯の大工である私の仕事ですから。