私の治療の主体は、
日本歯科大学で受けた教育が基本です。
この基本型が私の治療の原理原則です。
ですから、
歯科医師教育においては、
大学選びが将来を決定すると言って良いでしょう。
私は母校の学生諸君や医員へは、
包み隠さずに、
治療のノウハウを公開します。
それは、
母校への心からの感謝の気持ちです。
今の時代は、
歯科大学は不人気で偏差値も低くなりました。
が、
偏差値の高さ競いで、
大学を選ぶ学生を愚かだと思います。
歯科医師になりたいと願う学生のみ、
歯科大学の門を叩くべきだと思います。
日本歯科大学には、
100年を越える歯科医師教育のノウハウが在ります。
良い教育を授かったと、
本当に感謝しています。
次の患者さんを
心から診たいと心踊らせています。
MTAセメントにて根管充填を施した
最初の症例の2年経過症例であるからです。
本来抜歯予定の上の前歯の6本でした。
患者さんのプラークコントロールの熱意に
助けられ、
歯周外科処置にて、
修復治療に耐えれる状況に至ったのです。
後は、
根管治療の精度だけが問題でした。
ここで私は冒険したのです。
この症例なくして、
今日の私の根管治療はあり得ません。
大きな大きな根尖病巣が
どの程度小さくなっているのか?
ドキドキしています。