歯科ジプシー


【デンタル.ジプシー】という言葉があります。

これは患者さんの歯科医不信が高まり、

歯科医と転々と移ることを言います。

その結果、

系統立った、計画的な治療の機会を失い、

口腔機能が崩壊します。

その責任の大きな原因は歯科医にあります。

先ずは自己修練の足りなさを患者さんが感じとるからです。

ただ例外もあります。

患者さんの側が、にわか知識で歯科医に治療方法を指示する場合です。

ご自身の病状に対してご自身が希望する治療方法が

歯科医の側で適正でないと判断したならば、

歯科医がマトモであれば、

正しい治療方法へと方向転換を進めるでしょう。

が、

それが納得できずに、

他の歯科医院へと移り変わる。

このようなケースも最近では多いようです。

私の診療所へお越しになられる患者さんの殆んどは、

歯科医不信の方ですから、

其処の不信の種を除去することに苦心します。

が、

不信になっても仕方がないと思われる

不謹慎で不勉強で不器用な歯科医が多いのも現実で、

私は何も言えませんから、

ただ黙々と、

丁寧仕事によって、

時間をかけて歯科の重要性を認識して頂くのに

日々、疲労困憊となります。

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この患者さんの15年に渡る歯科医との葛藤に

ジッと耳を傾けて、

今、歯科医は心を取り戻さなければ、

世間から見放されるに相違ないと肝に命じていました。

本当に困っておられました。

噛む処が、ご自身の身体であるのにも

判らない。

何軒も何軒も、

歯科医院の門を叩いては、

諦めの繰り返し。

こういう症例は、

案外と簡単に治るモノです。

神経筋機構の溜まったストレスを解放して差し上げる。

歯を診て、

歯の叫ぶ声が聞こえるのです。

川西市の畑 豊先生の矯正治療と私の調整で、

苦しさから解放されるでしょう。