私の診療所は【高松インプラントセンター】です。
毎日、インプラント治療に携わっています。
が、
初診の患者さんがインプラント治療を希望されてお越しになられて、
私が【まだ残せる】と診断したならば、
私は徹底的に歯を抜かない主義です。
この患者さんの途中経過は、
以前、ブログにてご報告させて頂きました。
歯の根が折れていました。
根の治療はアメリカの根管治療の専門医が行っていましたので、
キチンと手当てがなされていました。
隣の歯に被せたセラミッククラウンの出来映えの酷さから
推察されますように、
キチンとなされた基礎治療を
被せモノの治療が全てをぶち壊した結果です。
この歯は残せると診断しました。
で、
昨日、手術によって最後の攻めの治療を行いました。
痛々しい写真ですが、
治療の痛みはありません。
7日後に抜糸して、
暫くすると、
健康な歯茎が得られ、
その健康な歯茎を基礎に、
自然な健康美を具備したセラミッククラウンを
ご紹介できると思います。
審美、審美、
インプラントも良いのですが、
私ら歯医者は【歯の番人】です。
歯を健康な状態で残すために、
いろんな治療の積み重ねが在ってのことと
私らは日々の研鑽を続けています。