傍目からして観れば【クダラナイ】と、
お感じになられるようなモノを
妙に大切にする【質】の私です。
どうですか?
オモシロイでしょう?
【清水の次郎長一家】の子分の名前を記載した日本手拭いです。
私は【浪花節】が好きです。
風呂の浴槽の中でユックリと足を延ばして寛ぎ極まると、
つい、
【浪花節】を唸ってしまいます。
この様な環境で育ったからでしょうか?
風呂から息子の唸る【浪花節】が聴こえてくるのも珍しくない光景です。
廣澤虎蔵師匠なんて、
今は殆どの方がご存知ないでしょうね。
師匠の唸る【清水の次郎長一家】の全曲CDを
長距離ドライブの際には必ず聴いている私です。
高松市から東京までの行程で、
丁度、全物語を聴くことができます。
森の石松最後のくだり辺りは、
左手に富士のお山を仰ぎながらと云う感じです。
私のこの【浪花節】贔屓は、
恐らく幼い頃のラジオの影響だと思います。
ビジュアルのない世界は、
想像力を育てます。
今の時代に育つ子供たちが、
スマホやゲームに興じる姿に
違和感を覚えながら横目で眺めています。
直ぐにリセットできる便利さは、
本当に便利なのでしょうか?
抑揚ある人生の叫びである【浪花節】。
大概の同乗者は、
節に眠気を催すようです。
あァ、もったいない!