私は毎朝、お仏壇の前でお勤めをするのを日課としています。
夏休みに入ってからは、小学4年の娘も私の習慣を真似る様になりました。
子供の力を実感します。
浄土真宗の御経は、とても長いのですが、今では声を高らかにあげる娘の御経は
私よりも上手に感じられます。
お仏壇の中に眠る仏様の生前の姿を、当然の事ながら娘は知りません。
が、確かな血のつながりを、娘は実感して掌を合わせているのが伝わってきます。
五十をゆうに越した私ですから、振り返れば後悔する事など沢山ありますし、
やむを得なかった事もしばしばでした。
それでも、なんとか今を過ごせていられるのは、
歯の仕事があった事と、常に仏様から観られているような気持ちがあったからだと思います。
毎年秋の恒例行事となりました母校である日本歯科大学の学生さん達への、私の特別講義が
10月17日との報せを、昨日頂戴しました。
これで母校の1年から6年までの学生の全てに、私の仕事を伝える事ができました。
講義のタイトルは、当然の事ながら【素晴らしい仕事.歯科治療】です。