オールセラミッククラウン製作を AI に 頼るんですか? 私は お断り!


昔は 出張が 好きだったんです。

違う 街の匂いを 鼻腔で感じて、

夕刻ともなれば

小路を 散策しつつ

良い店を 【勘ばたらき】にて 見つけ。

その地方 地方の 味を 満喫する。

一仕事の後の 自分への ご褒美みたいな モノでした。

が、

新型コロナウィルスにて 何処にも 行かない暮らしの リズムが できてしまったのか?

加えて、

政治 報道とは 全く異なり

未だ 新型コロナウィルスの猛威は 未解決という 私の判断からの 警戒心のためか?

久しぶりの チョッと長めの 出張が 億劫に なりました。

ただ、

既に 世間は 正常化へと 舵をきったので、

私が 逆らえる 筈もなく。

ひさびさの 我が診療室。

ヤッパリ 此処が 1番です。

以前 お見せした

下顎小臼歯に 対する オールセラミッククラウン修復の 支台歯形成 所見です。

歯型を 採る 直前なのですが、

ここに 至るまで

根菅治療 歯周外科 ファイバーポスト などなど、

さまざま なる 下準備を 経て 

この日を 迎えた 訳でした。

採った 歯型を とうま君の父上に 宅配便にて 託し、

名工の手で 帰って 来た 製作物は ご覧の 通り。

コレが 製作模型です。

この模型上で 石三技工士が 腕を 振るうと云う 塩梅。

ダブルスキャンテクニックにて 製作された セラミック築盛前の フレームです。

口腔内に 試適します。

洋服の 仮縫い みたいな 過程です。

バッチリ ですね!

で、

フレームを 口腔内に セットした状態にて

フレームごと ピックアップの 歯型を 採ります。

再度、

フレームを 取り込んだ 製作模型を 作って

いよいよ セラミックワークに 入ります。

全て 手作り です。

そうそう 忘れては なりませんね。

フェイスボートランスファー 行程です。

修復物の 製作に 咬合器の 使用は 必須です。

そのための フェイスボートランスファー。

根菅治療に ラバーダム防湿が 必須なように

歯科補綴学の 咬合理論には 咬合器は 必須なんです。

コレが 欧米の 伝統的な 歯科治療の 手順です。

頑なに 伝統工芸を 守る。

その中に 新しい風を アレンジメントするのが

私の 歯科治療なんです。

治療の 最中には

緊張の 背中に汗の 状態なんですが、

この 緊張感から 解き放たれた際の 解放感。

コレが あるから 歯科は 楽しいのです。

次回 この症例は 実際の セラミッククラウンとしての 形態で

お見せ できると 思います。

品格 あふれる 活きた歯が よみがえり ますよ!