歯科治療なんか
チャチャチャっ と 簡単にと 思っておられる 方が 多いと 思います。
それで
なんとも なきゃ
【本当に歯で困った患者さん】の 気持ち 症状など
到底 ご理解できない でしょう から
私の 診療所が
【本当に歯で困った時の歯科医院】なんて
もっと ご理解 できないでしょうね!
でも、
歯科治療を 受ける 度に
ドンドン 症状が 悪化し、
ヤルセナイ 日々 から
苦しみに 堪えられない 日々へと
そのような 方って
多いのです。
だからこそ、
この 四国の 1地方都市まで
交通機関を 乗り継いで
お越しに なられる んです。
歯科治療は
正確なる 診断
それも 長期的展望下での 診断が 大事なんです。
それと、
治療計画。
口腔全体を 包括的に 診た 上での
治療計画が 運命を 左右します。
で、
最後の 勝負処は
歯科医師の 意のままに 繊細に 動く 手先を 持って いるのか 否や。
不器用 普通 では ダメでしょう。
歯科医師は 手先が 器用でないのは 致命傷です。
それでも
細心の 注意は 払いますよ。
直ぐに
歯を 削って 最終修復って
恐ろしい 治療など できませんね。
私は 臆病者ですから。
今日 セット の ゴールドクラウン修復です。
東京からの 患者さん。
自費治療専門の 歯科医院へ 通って いらっしゃった 患者さん。
自費治療専門だから 上手とは 限らない のが 昨今の 事情。
時代は 変わりました。
ピカピカの ゴールドクラウン。
セット前の 調整時、
粒径 15ミクロンの ガラスビーズを
クラウンの 咬む部分に 吹きつけて
研磨面を あえて 曇らせるのです。
それから
噛み合わせの 微調整。
曇って いるから 良く 見えるんです。
今回は この程度で 留めて おきます。
麻酔してます から 完璧な 状態では ないんです。
口腔内 では こんな 感じでしょうか?
この ゴールドクラウン の 形態は
当然、
精密に 作製した 仮歯を ある期間 装着して
試して いるのは 当たり前!
その上での クラウンの形態を 煮詰めるんです。
ガラスビーズで 曇った クラウンの 噛み合う 部分。
次回 来院の 際に
噛み合って いる 部分は ピカリ!と 光っています。
対合歯 との 接触で 研磨される からです。
私が 欲しい 接触点の ピカリは オッケー牧場!
歯科医師が 患者さんに 24時間 365日
付ききり には なれません。
人は さまざまな 環境に 暮らします。
頑張る 際に
悔しい 際に
苦しい 際に
人は グッと 歯を 食い縛る のです。
そのような 時、
私の 意図とは 大きく かけはなれた
噛み合わせ に なります。
その 噛み合わせ 接触 も
ピカリ!と 一目瞭然なんです。
難しい 症例に
私が ゴールドクラウン修復を 好むのは
そういう 訳 なんです。
セラミッククラウンなら
欠けたり 割れたり しますから。
クラウンが 欠けるなら いいんです。
歯根が 折れたら 元の木阿弥 ですから。