男のやせ我慢


いよいよ・冬本番の・予感です。

ジワジワと・寒気・押し迫って・きています。

来週は、新潟。

先月は、

マセラティのグランカブリオをぶっ飛ぶしての・往復でしたが、

今月からは、

アイスバーンや・不意の雪に・備えて、

フォードのトラックでと。

私は・自動車が好きです。

ゴルフも、

賭け事、

呑みにも・行きません。

ソレと云って・趣味も・ありません。

診療所と・自宅を・自動車で往復するだけの・毎日です。

ゆったりと、

自分のプライバシーを保てるのが、

通勤時の・自動車の中だけなのです。

だって、

自宅にも、自室も・ありませんので。

そういうのを・言い訳に、

自動車に・乗っています。

で、

今までに乗った自動車の・ミニカーを・集めてみよう。

そんな気分に・させてくれたのは、

吉祥寺で開業の・小出明医師が、

マセラティのミニカーを・プレゼントして下さった事に・起因したのです。

小出君が、

いらん事を・した為なんですよ。

小出君が、

私の・変な処に・火をつけたんです。

しかし、

18歳の時からですから、

随分と・多くの自動車に・乗ったモノです。

乗りに・乗った・って・処でしょう。

全て・同じ車種で・カラーだと、

収集するのに、

何年・かかるンでしょうか?

そんな事を・考えながら、

あるルールに・気づいたのです。

いつも、

オープンカーは・所有していたと。

これは・恐らく・というか、

思い当たる・節は・あるんです。

高校時代、

学校をサボって・新宿界隈を・徘徊していたんですが、

伊勢丹の前に、

映画館が・在ったンです。

ソコで、

リチャード・ギア主演映画の・アメリカンジゴロ。

仰け反って・感動したのです。

当時ですから、

観たこともない・広~い・ウォークインクローゼットに、

アルマーニのスーツと・簾のように列んだネクタイの数々。

で、

愛車が、

赤のメルセデスのSLだったのが、

脳裏に・インプットされたンでしょう。

メルセデスのSLに・たどり着くには、

ソレから20年の・歳月を要しましたが。

ただ、

歳をとってきますと、

メルセデスやBMWのようなドイツ車は、

私は・無理になりました。

なぜなら、

文句のつけようもない・優等生ですから、

人生・そんな筈ないじゃん・って。

面白さに・欠けるのです。

最近のアメリカ車は・良いですよ。

で、

ゆったり気分に・浸してくれる。

で、

頑丈です。

私は・身体全体が・商売道具ですから、

そういう面は・重視します。

ソレと・

カッイイ・じゃん。

私が、

日産アトラスに・スーツ姿で、

乗るンですか?

チョッと・哀しいですね。

ソレと、

ぶつけられても、

怪我しない・自動車って・処は・肝心要の大切な処。

あと、イタリア車は・絶対に・良いです。

機械としては・絶対に・ドイツ車に敵いません。

が、

官能感で・包まれるんです。

観られるための・自動車。

やせ我慢してでも・カッコよく観せる・って・処でしょうか。

男が、

スーツに・ネクタイ・靴が、

キチンとしていないのは・駄目!

という類の・処でしょう。

自動車って・男のロマンじゃないですか?